人生は白い犬(=尾も白い)

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高千穂紀行‐その7[最終回]

天岩戸西本宮

岩戸川の西側に鎮座する

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御祭神は、天照皇大神(アマテラススメオオミカミ)、「別の御神名 大日孁尊(おおひるめのみこと)」ともある。天照大神である。
合祀に、「手力男命、天鈿女命、外五柱」とある。
外五柱とは、大年神・素盞嗚尊・日子穗穗手見命・豊玉毘売命、菅原道真公である。
なお、大年神(年神、歳神、トシガミ)は毎年正月に各家にやってくる来方神であり、素盞嗚尊(スサノウノミコト)は天照大神の弟神で、天照大神が天岩屋にお隠れになる原因を作った神である。
日子穗穗手見命(ひこほほでみのみこと)は日本神話で山幸彦(やまさちひこ、山佐知毘古、やまさちびこ)の名で登場する海彦山彦伝説の神であり、神武天皇の祖父に当たる。
豊玉姫神(トヨタマヒメ)は『古事記』で海彦山彦神話に登場し、山幸彦の后となる神である。

手持ちの國學院大學日本文化研究所編集、弘文堂刊『神道事典』(平成17年8月30日発行)によると、西本宮と東本宮共に同じ記述で、と言うか、東西同じ由緒が書かれている。
既述の全国神社名鑑刊行会編纂、史学センター発行『全国神社名鑑』(昭和52年7月15日発行)でも、東西同じ由緒である。
また別の資料によると、昭和45年に東西が合併されたようである。
合併以前の名称は‘天岩戸神社’または‘天磐戸神社’である。

岩戸川という存在から推測して、橋が無い時代には、東西それぞれ往来は容易ではなく、別の文化が発展していったと考えられる。
ということは、それぞれ別の神社として発展していったものが、橋などにより東西交流が始まることにより、弘仁年間(810年〜824年)に大神惟基(おおがこれもと)が開興した。更に幕末になると延岡藩主内藤氏の崇敬を受けたという。

社宝に「縄文式および弥生式出土品(土器・石器)1,500点」とあるので、岩戸川周辺には古来からの集落があったことが分かる。

さて境内に入ろう。

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社務所で遥拝所での参拝を申し出ると、神職が同行しての案内となる。

その前に修祓(シュバツ=御祓い)を受け、清めてから遥拝所に進む。
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拝殿入口
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拝殿
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拝殿に向かって右側から遥拝所に入る。
遥拝所では撮影禁止である。

遥拝所からの出口
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遥拝所での参拝後は拝殿に向かって左側から遥拝所を出る。


本殿はなく、岩戸川を隔てて対岸の天岩戸と信じられている岩窟を御神体としており、参拝者は天岩戸を拝する。
神職の説明を聞きながら、偉大なる人が没した後人は神とした、と言う主旨ところが印象的であった。
人を神として崇めるということは、菅原道真公の昔に遡らなくて、乃木将軍など近年にも例がある。


招霊(おがたま)の木
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拝殿手前右側にある。
「天鈿女命此の枝をもち舞わせ給い、神楽鈴の起源であると伝え、例年四月頃白い花開花 秋に鈴様の実を結ぶ。常陸宮殿下(義宮)昭和二十九年御成年式 昭和三十九年後結婚に際し苗木を献上す。おがたまの花が常陸宮家の御紋章及殿下のおしるしであります」―現地案内板より―

神楽殿
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拝殿に向かって左側にある。
なにかが写っている。
ここでは、国の重要無形民俗文化財・高千穂の夜神楽が11月3日(天岩戸夜神楽三十三番大公開まつり)には夜ではなく昼間に行われる。 



天安河原

さて、ここで境内を一旦後にし、500mほど岩戸川沿いに歩いて天安河原(あまのやすかわら)に向かう。
岩戸隠れの際に、八百万の神々が集まって相談した所とされる。
天安河原にある洞窟には天安河原宮が鎮座し、思兼神を主祭神として八百萬神が祀られている。

思兼神の名が出たことで、ここでまた神話に目を向ける。
高皇産霊尊の子で、『古事記』では思金神、常世思金神、『日本書紀』では思兼神として登場する。
岩戸隠れでは、天の安原に集まった八百万の神に天照大神を岩戸の外に出すための知恵を授けたことで知られ、知恵を司る神様として人気がある。

岩戸川
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天安河原宮のある洞窟
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ここから先、上流には行けない。
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そして洞窟内そしてその周辺にはたくさんの石が積まれている。

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人々の願い、思いにより石が積まれているのだろうか。
誰が始めたのか知らないが、近年、戦後、「願いを込めて小石を積むと願いが叶う」とした伝承によりこのようになったようだ。
ここに居ると、私としては、多数の人の願いが強く漂っているように感じられ、長居できなくなる感がする。

そこで今来た道を戻り、西本宮境内を通って、駐車場に向かった。



この後は、永の内にある八大龍王水神社(別名、井川<イゴ>様)に行き、馬生木(もうぎ)にある八大龍王水神社をまわった。
永の内がオス、馬生木がメスで対をなすと言われている。
水の神様であり、農耕民族にとって大切な神様であり、人々の暮らしに欠かせないため土地の人々ばかりではなくよその人達の崇敬を受けている。
龍神は水の神であることから、転じて火伏せの神としても全国で崇敬を受けている。
両神社とも生憎の雨となり、撮影は出来なかった。
雨による龍神様の歓迎と思い、参拝に集中した



高千穂鉄橋
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棚田
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素晴らしい景色のある高千穂にすっかりハマってしまい、三度目の訪問はいつにするかなどと思ってしまう。
今回は二度目の高千穂訪問であったが、縁あって知り合った生まれも育ちも高千穂と言う素敵な方に現地を案内されたことに感謝する。
彼女なくしては訪れることはなかったと思われる神社に参拝できたことは、大変幸せなことであった。
また10人の同行者の方には好き勝手なお話をさせていただき、我慢して聞いてくれたことに、そしてその忍耐に大いに感謝する。

素晴らしい人たちとの出会い

常々‘誰と、いつ、どこに行くのか~’が重要と感じる私にとっては、今回の旅は大いなる収穫ばかりでした。
得たものを何らかの形で還元したいもんだと、思うだけである


高千穂紀行はこれでオシマイです。

ご訪問くださりご覧下さった方に感謝致します。m(__)m (^ _ ^)/~~
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| 神社 | 10:46 | comments:12 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

岩戸は不思議なところ♪

quitaさん、お疲れ様でしたe-420
この岩戸神社、毎年のように初詣でも行ってます。そして、ここでは、杉の木の上に光りの玉を見たり。お土産屋さんが妖精がいたとも言ってました!
なんだか、不思議なところなんですよね〜!

皆さんと出逢ったことに不思議な縁も感じつつ、また皆さんにお会いしたいとも想います。また、ご案内しますよ〜♪

| メグラン | 2012/10/07 21:20 | URL |

確かにネェ~

 キタヒデセンセ 美しい画像で旅を振り返りしみじみ・・・。
お疲れさまでした<m(__)m>
 
しかし、天安河原の石積みには同感です。

私も、あそこでは濃い異界のエネルギーに少々怖じけました。

「ひ~とつ積むのは父のため~、ふた~つ積むのは母のため~、みぃ~っ積むのは・・・」
と数え唄を歌いながら積んでいると鬼が来て壊してしまい永遠に積み上げられないという、賽の河原のお話しを思い出してしまいました(ひーーーー)。
拝殿前にいたヒキガエルも暗示的でして・・・・(-_-;)
一人では行けないカンジ・・・((+_+))

 石積みをするのは日本だけではないようで、セドナのボイントンの頂上付近にも無数に石積みがありますが、現地の友人の話では、ここ近年の現象だそうです。
 同じ石積みでもバンクーバーオリンピックのロゴで有名になったイヌクシュクはハイダ族の道しるべで、ちょっとハッピー感あって随分イメージが違いますね。

 今度はお天気の良い日に、メグランさんに連れてってもらいたいですね。そしたら怖くないかもe-351

| florence | 2012/10/07 22:02 | URL | >> EDIT

もうひとつ

 そうそう!八大竜王様って、雌雄一対だったんですか!勉強になりました。
 一対といえば、闇淤加美・高淤加美という貴船神社の御祭神の龍神様がおいでですが、何か縁あるのでしょうかね?
「おかみ」というのは古い言葉で龍を差すんだそうですよね。

信州に多い九頭龍様との違いとかも知りたいな~と思っています。

 

| florence | 2012/10/07 22:14 | URL | >> EDIT

天岩戸(*^_^*)

メグランSun

天岩戸神話はあちらこちらにありますが、ご本家はやはり神聖で存在感がありますね(((o(*゚▽゚*)o)))
今度は神楽三十三番(これが高千穂に関心を持った原点)を体験してみたいです\(~o~)/ファ

神社のことを蔵書やら図書館やらで資料見ながら書き出すと、色々と知識が増えたり、再認識したりで、時間を忘れます\(*⌒0⌒)♪

今回は風邪と言うこともあって、書斎にコモリ(オバチャマ)色々と考えながら書いてみました(^-^)

またよろしくお願いします(∩´∀`@)⊃

($・・)))/

| quita | 2012/10/08 12:14 | URL |

石積~

florenceサマ

石を積む習慣は、古今東西、あちらこちらで見かけますね~
誰がなんのためにやったのか~
最初の人は何を考えてやったのか(*≧∀≦*)

それに小銭を投げ入れる習慣も古今東西あちらこちらにありますね~
景観が損なわれる場合があるので、タワシは石積みも投入れもやりませんが(メ・ん・)?

積んでいる人の思いって重い怨念になったりして(;_;)
一番恐ろしいのは死霊よりも生霊であると、経験からわかっています(^ _ ^)/~~

| quita | 2012/10/08 12:18 | URL |

ツイ

florenceさま

2010年から神社で龍の気配を感じたり、写したりしています(メ・ん・)?
団体でお出ましの記念撮影もありました(^-^)
最初は意味がわかりませんでした(沙*・ω・)

八大竜王とか九頭龍様とかは、神仏習合のニオイがします。
そして農耕文化、土着文化なども(つд⊂)
ツイってのは和合信仰かもしれませんね(’◇’)

( ´ ▽ ` )ノ

| quita | 2012/10/08 12:22 | URL |

為になります!

 さすが!勉強になります!もっともっと知りたいな!
以前、私のブログで書いたキングギドラの記事とエライ違いやe-330

 エエ、エエ、私も生霊の恐ろしさはこの身を以て経験してますがなe-350
 私も同じく、小銭も石も積みません。
そないな恐ろしげなこと、ようせんわ・・・!
 なんか、イメージとしては丑三つ時のアレにも近いような気がするんで・・・・。
 片思いの手編みのセーターも似てるね・・・e-464

 ああ、鶴亀鶴亀!

 ミスドもええけど風邪ぶり返さんようにね~e-463

| florence | 2012/10/08 16:55 | URL | >> EDIT

普遍的な知識追求

florenceサマ

知識が偏ると間違った判断になりがちですから、あっちの資料みたりコッチの資料見たり、イロイロと判断材料ふまえて、対応したいです。
一次資料が一番大切だけど、このごろ一次資料見るのが億劫に成りました。

丑三参りは貴船さんの奥社ですね~
一人で行ったとき女性二人が黙々とお百度踏んでいまして、殺気というか妖気を感じました~

| quitaviva | 2012/10/09 10:01 | URL |

まぢで!!

 貴船でそんなコトがっ!
般若って、女の生霊のことで、人から鬼に変わる途中の事を生成(なまなり)というのやと読んだ事がありますが、
それ想像してしまいました・・・(゜o゜)

 私も女の端くれですが、良くも(お百度)悪くも(五寸釘)そこまで執着できまへん((+_+))

 神様にお任せする・・・時にはそんな気持ちが大事かもですね。
 良い加減で生きようっと。

 次の記事も楽しみにしてますね~e-463

| florence | 2012/10/09 21:49 | URL | >> EDIT

いろいろありますな~

florenceさん

船岡山もすごいとこですね~
けんくんさんでは、しっかりと○ブが撮影できました~
ほな~

| quitaviva | 2012/10/10 13:12 | URL |

行きたいなぁ~

quitaセンセイ、私が高千穂に言ってもメグランさんは案内してくれるかな・・・嫌だ~e-264と断られたらどうしようe-350
私が行く場合は車で行きまっせe-282
年金貰う頃に行こうかなぁ~e-442

| 倉治 | 2012/10/12 16:26 | URL |

生きたければ池場~

倉治さん

思い立ったらその日が旅立ちですv-17
あっちなら、私でよければ、先逝って案内しますがv-38v-39v-40

| quitaviva | 2012/10/12 16:54 | URL |















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